1980年代の「アートで村おこし」の一環で移住してきた夫婦は、村の地域資源を見直していく中で、村のコウゾやノリウツギを利用した「山路紙」に注目し、それを使った紙を製作してきました。今では、小学校の卒業証書に利用されるほどに定着しています。
東京ドームにおいて1月8日から17日まで開催される、全国物産展「ふるさと祭り東京」において、全国の「ご当地マラソン」をPRするコーナーが設けられるようです。ご当地マラソンは、全国で1年に1500以上開催されており、メジャーなイベントの一つに挙げられるでしょう。
KDDI株式会社は12月17日から、au WALLET Marketで離島でとれたこだわりの材料を利用した産品の販売を行い地域活性化を目指しています。同社によると今後は物販だけにとどまらず、教育サポートや離島の魅力発信なども行っていく予定です。
三島村は、島の地場産業である和牛の肥育を行いながら島暮らしが体験できるボランティア観光ツアーの実施を決定しました。2016年3月から10泊11日の日程で行われる予定です。
12月中に取り上げてきました地域活性化ニュースの事例の中で、地域活性化とマーケティング・ブランディングの観点から興味深い事例・学ぶべき事例を「3つだけ」に厳選して紹介していきたいと思います。
旭川市出身のお笑い芸人とにかく明るい安村が、旭川市の観光大使に就任しました。旭川冬まつりなどでのPRによって旭川の「明るさ」を発信していくことが期待されているようです。
2015年の流行語のひとつとなった「爆買い」。爆買いに対する大きな批判としてこの新聞では、観光地として外国人観光客に人気を集めていることによって、その土地の生活者、あるいは別の観光客にとっての価値が低下してしまっているのではないか、そのことに真摯に向き合う必要があるのではないか、という批判を行っています。
青森空港で除雪作業を行う除雪隊、「ホワイトインパルス」が話題を集めています。インターネット上でかねてから「驚異的なスピード」「とにかく凄い」などと好意的な意見が寄せられていました。県はこれから、観光資源化や商標利用をさらに推進していくようです。
佐渡島を訪れる観光客は、1991年をピークに半減しているようです。そんな背景の中で、台湾や外国人観光客を積極的に誘致することで、観光収入を増加させようとする取り組みが進行しているようです。
男鹿市は、観光地への観光地へのアクセスの充実を図るために、JR男鹿駅を起点とした予約制乗合タクシーの充実を検討しています。その背景には、貸切観光バスによる団体旅行客以外の顧客である、少人数旅行者の取り込みを図りたい、という意識があります。