KDDI株式会社が「しまものプロジェクト」を開始 離島振興を目指す

KDDI株式会社は12月17日から、au WALLET Marketで離島でとれたこだわりの材料を利用した産品の販売を行い地域活性化を目指しています。同社によると今後は物販だけにとどまらず、教育サポートや離島の魅力発信なども行っていく予定です。

離島の地域活性化を目指す「しまものプロジェクト」を開始!(KDDI ニュースリリース)
http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2015/12/17/besshi1509.html

離島の地場産業従事者にとって、新しい販売チャネルとして「au WALLET Market」が加わることはひとつの魅力かもしれません。そこで、これを受けて考えなけばならないことは、いかにして地場産品を買ってくれたひとに対して、「この地域に行ってみたいな」「この産品を作ることを体験してみたいな」と思ってもらうかです。(詳しくはこちらの記事もご覧ください。「ご当地グルメは目的か手段か」)

そのためには、商品に対して「地域のストーリー」をこめて販売していく必要があるでしょう。地域ブランドの根底にある、「生活者にこう思ってほしい!」という部分(これを通助では、ブランドストーリーと呼んでいます。詳しくはこちらの記事をどうぞ。)について考え抜き、商品とともにそれを伝えていく必要があると思います。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。