地産地消と地消地産の違いを知っていますか? 長野県の事例

(より詳しく、地消地産について議論した記事をこちらに公開いたしました。ぜひともご覧下さい!)

地消地産とは・地産地消との違いとは 【地域活性化用語集】

「地消地産」を地方創生総合戦略の柱に掲げる長野県は26日、「カルビー」の元社長で相談役の松尾氏を「食の“地消地産”アドバイザー」に委嘱しました。この構想は、地域で消費するものをその地域で作ることを掲げる消費地生産を基盤に置き、一つの自給圏の創出を目指します。

県アドバイザーにカルビー元社長の松尾氏 「地消地産」推進 長野(産経新聞)
http://www.sankei.com/region/news/160428/rgn1604280059-n1.html

地産地消と地消地産では意味が全然違います。というよりも視点が全然違うのです。まず地産地消とは地域で生産された農作物を地域で消費するという生産が起点になっているのに対して、地消地産とは地域で消費する農作物を地域で生産するという消費が起点となっています。地消地産だと地域の需要動向を把握した後に生産計画を立て安定的な生産体制を作ることができるのです。

これは売手視点の販売(seling)と買手視点のマーケティング(marketing)の視点の違いと同じです。より地元を盛り上げるためには、農業でも誰に(who)、何を(what)、どのように(how)、価値を提供できるかというマーケティングの考え方を用いる必要があります。その点で言えば「カルビー」の元社長は食のプロでもあると同時にマーケティングのプロでもあり、ブランド戦略などコンセプト設計からきちんと考えることが可能なため、消費者が何を求めているのかという適切なニーズを読み取りながら商品展開ができるのではないでしょうか。

また宿泊施設が地場産品を利用し提供することで、宿泊した訪日外国人観光客にとって嬉しい体験(日本◯◯でしか食べられない美味しい食事を食べられたという体験)となり、インバウンド需要につながるかもしれません。

「誰に」「何を」「どのように」提供するかのマーケティング発想のお話はこちらの記事をご覧ください。

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地消地産とは・地産地消との違いとは 【地域活性化用語集】

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。

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