山梨県富士吉田市の地域産品である「吉田のうどん」を、縁起物としてアピールした「むすぶうどん」が、富士吉田デザインコンペティション優秀賞受賞作品しました。埋もれた地域資源を活かしたブランド化として注目されているようです。元々地域で培われてきた産品のイメージを壊さずにブランド化を行ったことによって、以下のブランド作りの9つめのステップに、比較的容易に踏み込めるようになるでしょう。
鳥取市において、若手の移住者と鳥取市長との意見交換会が行われました。移住者の視点を取り入れることによって、移住者にとってより住みよい街づくりを進めていきたい方針ですが、会では、交通の便の悪さや、商店街の空き店舗の譲渡が困難であることなどが問題として提言されたようです。
水戸市は、養命酒で有名な養命酒産業と協力し、薬草を新たな市の産業として定着させていくことを表明しました。ハーブ園に訪れることを増やし、そこで薬膳料理などを提供することによって、地域活性化を達成しようとする方針のようです。
福岡労働局と北九州市は同市戸畑区に50歳以上の中高年齢者の就労を支援する「シニア・ハローワーク」を設置すると発表しました。これは中高年の就労機会を確保し、地域活性化につなげることを目的としています。
経団連の榊原会長は「地方経済懇談会」を通じて、地域経済団体との連携を強化し、地域活性化に向けた基盤を作り上げました。また「経済活性委員会」についても「経団連アクションプラン」を作り上げ、起業環境の整備や大企業と地域の中小企業とのマッチング支援などの活動に取り組んでいます。
津市に今月オープンした農産物直売所「朝津味あさつみ」周辺において、ひまわりの花摘み体験が行われています。直売所では、今後も土日に合わせてこのイベントを開催していくようです。
東日本大震災の被災地となった南三陸町は、環境配慮型林業の国際基準「FSC認証」を取得した木材製品を再建復興や2020年の東京オリンピックへ活用することで、被災地発木材の市場拡大を目指しています。今後は地域の生産者や販売者が南三陸杉のブランドストーリーを構築し、アピールしていくことが必要になってくるでしょう。
「爆買い」ブームが収束に向かっています。円高などの影響で、訪日外国人の消費が減速し始めました。百貨店などの売上高もマイナスになっている中で、今後は固定客づくりや体験型観光の充実など、爆買いだけに頼らない工夫が求められていくでしょう。
「ぐんま縁結びネットワーク」の取り組みでは、県地域婦人団体連合会の会員が「世話人」になり、若者に出会いの場を提供しています。このお見合い型の支援事業をPRするアニメ動画が、現在注目を集めています。若者に対して直接アピールしているこの取り組みは効果を挙げています。
岐阜県・福井県の5市町村におけるそれぞれの観光地を結びあわせたルートが、「杉原千畝ルート」と命名されました。訪日外国人観光客に人気のある施設同士が自治体を超えた連帯を行うことで、地域の価値を高めようとしている事例のひとつということができるでしょう。