2月中に取り上げてきました地域活性化ニュース記事を振り返っていく、「ふりかえり事例紹介地域活性化ニュース」の時間です。今回も、地域活性化とマーケティング・ブランディングの観点から興味深い事例・学ぶべき事例を「3つだけ」に厳選して紹介いたします。
Articles Written By: Takafumi Misumi
朝来市にある「天空の城」竹田城の山開きが積雪により延期されました。竹田城では、保護工事を終えた天守台と本丸を約2年3カ月ぶりに公開する予定でした。
青森県民局は、青森県の下北地方で行われている民俗芸能「能舞」を体験する体験観光プランの製作を行っています。そんな中で、実際の観光客を動員したモニター調査が行われました。金額設定などの論点が出されたようです。
神戸港を出港し、明石海峡大橋・淡路島・神戸の街並みなどを眺めることができるナイトクルーズ船、「明石海峡エレガント・ベイクルーズ」が人気を集めています。ロマンチックな雰囲気が、プロポーズの場として選ばれていることが原因のようです。
日本版CCRCが本格的に推し進められつつあります。高齢者の受け入れを「難しい」として拒否した地域もある中で、受け入れを決定した地域では、着々と準備が進行しつつあります。
北海道が道内自治体への移住を促進する目的で、仕事や住まい、暮らしなどに関しての情報を発信するポータルサイト「北海道移住まるごと情報サイト~SHIFT LIFE北海道~」を開設しました。
訪日する外国人観光客が増加していることを受けて政府は、新たな観光ビジョンを作成し、外国人観光客を地方部にも誘致するための具体策に取り組むことを盛り込んでいくという方針を示しました。
奈良県のNPO法人が、大学生を中小企業の新規事業や業務改善に関わらせていく実践型インターンシップを行っています。背景には、若い力を生かしたいと考えている中小企業と、主体的に物事に取り組みたいと考えている大学生、という双方の需要の高まりがあるようです。
平戸市の地域おこし協力隊員に就任した男性が、移住者の目線から移住を促進するPR活動を行っています。記事によると、その活動を報告する報告会で男性は「地域活性化や税収アップなどに向け移住の促進が重要と強調」したということです。
多くの自治体のPR動画を実際に見てみたところ、「バズった」動画でも必ずしも移住や観光の促進という最終目標に結び付かない、という「落とし穴」に陥る可能性があるように感じています。この「落とし穴」の詳細、について3つのポイントから論じていきたいと思っています。