東京五輪における追加競技種目に選ばれなかったスカッシュ、ボーリング、武術といったスポーツを地方部で行うことによって、地域おこしを目指そう、という意見が出ています。これらの大会が地方部で行われることになると、特設会場は終了後は市民に遺産として残されます。
Articles Written By: Takafumi Misumi
地中海の雰囲気が楽しめるとして話題の志摩市では、より地中海のイメージを強化するためにオリーブの植樹を推進しています。このような取り組みを続けることで、5年後から10年後には志摩市産のオリーブオイルの販売という目標を立てているようです。
今回の記事は「ふりかえり事例紹介地域活性化ニュース」と題しまして、1月中に取り上げてきました地域活性化ニュースの事例の中で、地域活性化とマーケティング・ブランディングの観点から興味深い事例・学ぶべき事例を「3つだけ」に厳選して紹介していきたいと思います。
芝浦工業大学のデザイン専攻の学生が、関根桐材店と共同して、桐材の新しい利用手法を模索しています。今回作成されたのは、米びつとコーヒーキャニスターです。関根桐材店のHPで購入することが可能です。
NPO法人日本ヘルスツーリズム振興機構は、1月12日に第8回ヘルスツーリズム大賞・奨励賞を発表しました。大賞は、竹田市の「温泉療養保健システム」でした。14年度の利用者は760人で、年々増加傾向にあるようです。
京都市左京区の北部にある農家民宿が外国人観光客に人気を集めています。人気の理由は、宿泊の中で農作業などを楽しめることなどが挙げられるようです。この事例をうけて、新聞は「自然も立派な観光資源になりうる」と述べています。
姉妹都市である秩父市への高齢者の移住を促す政策を検討している東京都豊島区は、20代から60代までの区民を対象にアンケート調査を行いました。その結果、約4%が「移住してみたい」、約16%が「どちらかといえば移住してみたい」と答えたようです。
奥三河つぐ高原グリーンツーリズム推進協議会は、食肉加工工場である「奥三河高原ジビエの森」の活用を昨年4月から開始しています。設楽町は、こういったジビエ資源を活用することによって、観光収入、販売利益を増加させることを狙っています。
埼玉県和光市で、1月30日・31日と「ニッポン全国鍋グランプリ2016」が開催されます。日本各地から60種類の鍋が参加する予定です。3位以内に入った鍋は、2020年東京五輪の際にチャンピオン大会に出場できるようです。
JR飯山線の沿線地域活性化協議会が、同線にSLを走らせる計画を発表しました。北陸新幹線ーSLー上越新幹線、という乗り継ぎが可能になることを受けて、鉄道ファンの間で話題になり、沿線地域が活性化されることを期待しているようです。