山形県は、森林資源を経済成長に結びつけることを目的として、「森林(もり)ノミクス」事業を開始しました。消費量の増加、単価の増加という両側面から、地域経済の成長を目論んでいるようです。
Articles Written By: Takafumi Misumi
「ふりかえり事例紹介地域活性化ニュース」と題しまして、4月中に取り上げてきました地域活性化ニュースを振り返っていきたいと思います。地域活性化とマーケティング・ブランディングの観点から興味深い事例・学ぶべき事例を「3つだけ」に厳選して紹介いたします。
北海道の出版社が、函館のガイドブックを発行しました。そのガイドブックは、店名や地図が載っていません。出版の方針として、「観光情報誌に拘泥されないまち歩きを楽しんでほしい」という意図があるようです。
北海道新幹線の開通から1ヶ月が経過しました。青森県内において、沿線の活性化になっていないというような議論も行われていますが、新幹線とフェリーを合わせた大間ツアーは人気を集めています。海峡をまたいだ観光ができるということが人気である理由のようです。
京都市東山区に、京町家を利用した移住体験施設「柚の木庵」がオープンします。京町屋に住むことができ、住むだけではなく、周りの人と交流することができる施設を作ることで、将来京都に住みたい、と考える人を育成することが目的なようです。
加須市では、若手職員の考えを受けて、移住者に対して引越し費用や引越し関連手数料を補助する制度を設計しました。子ども一人あたり1kgのお米も進呈されるようです。
農業従事者の所得向上が課題となる中で、農業を体験出来るツアーや長期宿泊体験活動の推進が積極的に行われています。JAもそういった部分に注目して、支援を行っていく方針のようです。
岐阜県飛騨地域の三市一村が、都会の若者を移住者として取り込むべく移住促進パンフレットの作成を行っています。「都会の若者」という、地域において最も渇望されている移住者を獲得することにつなげるためには、どういった工夫が必要なのでしょうか。
姫路市と姫路・西播磨地場産業センターが、姫路に存在する11の地場産業を紹介する冊子として、「地場自慢」を作成、配布しています。記事によると、「姫路で育まれた技術と伝統を後世に受け継」ぐことが目的のようです。
佐賀市に存在する西九州大学で、地方創生をテーマとしたリレー講義(全7回)が開催されます。各分野における専門家が登壇する予定で、受講は無料です。