首都圏の大学生に山形で暮らす魅力を伝え、本県への就職を選択してもらう目的で、県は30日、神奈川大、専修大と相次いで「学生UIターン就職促進に関する協定」を締結しました。同種協定は昨年の東海大に続き、2、3例目となり、協定に基づき県、大学の双方は就職説明会や本県企業へのインターンシップなどの各種情報を連携して学生に発信します。
大学生
佐賀大学・宇都宮大学・宮崎大学・愛媛大学・福井大学・高知大学といった大学において、地方創生の実現に向けた人材を育成する関連学部の設置が相次いでいます。学生は、「学生らは特産品のブランド化や地場産業の振興策について学び、地域を牽引するリーダー役」になることが求められていますが、どのような学びが必要なのでしょうか?
大学生との連帯に際して、「どうすれば大学生との共同作業を地域活性化に結びつけることができるか」について3つの視点から論じていきたいと思います。
奈良県のNPO法人が、大学生を中小企業の新規事業や業務改善に関わらせていく実践型インターンシップを行っています。背景には、若い力を生かしたいと考えている中小企業と、主体的に物事に取り組みたいと考えている大学生、という双方の需要の高まりがあるようです。
芝浦工業大学のデザイン専攻の学生が、関根桐材店と共同して、桐材の新しい利用手法を模索しています。今回作成されたのは、米びつとコーヒーキャニスターです。関根桐材店のHPで購入することが可能です。
千葉商科大学の学生が、フリーペーパー「市川細見記」を作成し、地域の魅力を発信しています。発行されているフリーペーパーによって、地域の人が地域に愛着を持つ機会や、観光客の魅力の向上などがもたらされているようです。
山武市の名産物であるイチゴを利用して、淑徳大学の学生が「S&Mイチゴスムージー」を開発しました。今後市の新たな名産品としてPRを行っていく模様です。
観光学を学ぶ大阪の大学生が養父市を訪れています。数年かけて養父市のことを学び、最終的に旅行会社にツアーを提案することを目的としているようです。
鳥取県・島根県の若手職員が県知事に対して政策提言を行う会が、共同で行われました。今回のテーマは、県外から大学に入学した学生の県内定住促進案であったようです。
全国の道の駅における、大学生のインターンシップ受入れが開始しています。学生目線で新たな価値を見つけてもらおう、ということが意識されているようです。