東日本大震災の被災地となった南三陸町は、環境配慮型林業の国際基準「FSC認証」を取得した木材製品を再建復興や2020年の東京オリンピックへ活用することで、被災地発木材の市場拡大を目指しています。今後は地域の生産者や販売者が南三陸杉のブランドストーリーを構築し、アピールしていくことが必要になってくるでしょう。
地域活性化ニュース
「爆買い」ブームが収束に向かっています。円高などの影響で、訪日外国人の消費が減速し始めました。百貨店などの売上高もマイナスになっている中で、今後は固定客づくりや体験型観光の充実など、爆買いだけに頼らない工夫が求められていくでしょう。
「ぐんま縁結びネットワーク」の取り組みでは、県地域婦人団体連合会の会員が「世話人」になり、若者に出会いの場を提供しています。このお見合い型の支援事業をPRするアニメ動画が、現在注目を集めています。若者に対して直接アピールしているこの取り組みは効果を挙げています。
岐阜県・福井県の5市町村におけるそれぞれの観光地を結びあわせたルートが、「杉原千畝ルート」と命名されました。訪日外国人観光客に人気のある施設同士が自治体を超えた連帯を行うことで、地域の価値を高めようとしている事例のひとつということができるでしょう。
諸外国においてサービスが先行して開始されました、拡張現実を利用したゲーム「ポケモンGO」が大きな話題を呼んでいます。こういったことを受けて日本でも、こういったゲームを利用することによって地域活性化を達成することが検討されています。どのような設計を行うことで、地域活性化につなげることができるのでしょうか。
吉田町まちづくり公社は、町版「地域おこし隊員」として、元客室乗務員とポーランド人の女性2人を採用しました。国際経験豊かな「外からの視点」を生かして8月から、町の魅力発掘や発信に本格的に努めるそうです。
大阪市の米映画テーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は11日、夏休み期間限定で大人1人につき子ども1人の入場料を無料にするキャンペーンを実施すると発表しました。開業15周年の記念企画で、16日から9月4日まで。関西2府4県に住む来場者が対象となります。
地域の魅力をアピールするようなイベントは、都会で開かれることが多いです。地域にとって、このようなイベントを上手に利用しない手はありません。なぜなら、これらのイベントが持つ話題性や集客力はそのまま地域に還元することができるからです。地域の魅力をチラ見せする場ともいえるでしょう。
今後「人口が増える街」として、市区町村の人口関連のデータを集計・分析した「人口総合ランキング」が発表されています。1位〜5位にランクインしている自治体の特徴として、ターゲット層に対して適切な価値を提供していることが挙げられます。実態を見てみましょう。
千葉 松戸市北小金に子育てママ向けコワーキングスペース「Mam@Labo(ママラボ)」がオープンして2カ月がたちました。「ママラボ」は、約60平方メートルのフロアを、大人専用で仕事や勉強をするための「コワーキングスペース」、親子で利用のできる「コミュニティースペース」、託児や子どもの遊び場になる「キッズスペース」の3つのエリアに分け、ママサポーターが常駐します。