静岡県吉田町まちづくり公社は、町版「地域おこし隊員」として、元客室乗務員とポーランド人の女性2人を採用しました。国際経験豊かな「外からの視点」を生かして8月から、町の魅力発掘や発信に本格的に努めるそうです。
“地域おこし隊員”に元CAや外国人 吉田町が採用
http://www.at-s.com/news/article/local/central/259746.html
地域おこしのために新たな観光資源を開発したり、すでにある資源を活性化させたいと思った時に、なかなか自治体の方だけでは煮詰まってしまうことでしょう。その際に「内からの視点」として地域住民の方を取り入れるという案が、そして「外からの視点」として海外経験のある人を取り入れるのいう案の2つがあると言えるでしょう。今回の取り組みはこの後者になります。
世界には様々な価値観を持った人がいるため、日本人が体験すると平凡であると感じることも、外国人観光客にとっては面白いと感じるものが多々あることでしょう。このように外国人観光客のニーズを把握するためには、なかなか日本人ではわかりません。
よって外国出身者を採用するという点は意外な施策を思いつける良い起爆剤になり得ると思います。ただしその場合に欠かせないのは、年齢関係なく、自由に意見出しができる環境が備わっているかどうかです。その際にすでにある資源から四則演算で考えてみると良いでしょう。
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「地域活性」とは競争です。
その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。