地元の名水を利用したクラフトビール店「インザドア」が話題に 神戸市の事例

神戸の名水として有名な「布引の水」を利用したクラフトビールを販売する店「インザドア」が二宮商店街で開業しました。商店街で購入したお惣菜は持ち込み可能、ということで、地元商店街の活性化が期待されます。

布引の水使用 自家製ビールに妙味 神戸・二宮商店街(神戸新聞)
https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201509/0008428343.shtml

クラフトビールが普通のビールに埋没しないためには、普通のビールの大量生産に対して、情緒面や個性の強さ、特殊性をアピールすべきだという議論を、通助の過去記事「クラフトビールのマーケティングにおける特殊性」で行ってきました。この店が成功することによって、商店街に訪れた人の「一度の訪問で訪れる店舗数」が向上することによって、商店街の競争力がより高まることを期待します。このような新しい飲み屋さんが成功していくようであれば、商店街の他店舗は自慢の「おつまみ」を用意するなどの工夫が必要ではないかと思います。

通助の運営会社である株式会社ホジョセンでは、通助の地域活性化の理論を神戸で実践するための消費者参加型ワークショップ「CoCre」を神戸市で開催しています。このような、神戸のニュース・トピックにたいして、マーケティング目線で考え、結果を実践していくという活動を行ってまいりますので、こちらもどうぞご覧ください。
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「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。