なぜ淡路島には徳島ナンバーがあまり走っていないのか
 

淡路島を訪問する機会をいただいたので島内を周ってきたのですが、興味深いことに気付きました。島内どこのエリアであっても、「神戸ナンバー」の車ばかりが止まっているのです。徳島ナンバーは、神戸ナンバー 20 台に 1 台程度だったのではないかと思います。

枚方家具団地に学ぶ商店街活性化の一手法
 

大阪府枚方市の家具団地を視察する機会を得ました。ここは、20 もの家具専門店が軒を連ねる家具の街です。一部シャッターが閉じている店舗もありましたが、子連れの家族客を中心になかなか賑わっていました。家具団地の考え方は、まちおこしやシャッター街となっている商店街活性化にも応用できるものだといえるでしょう。

「1 万円さぬきうどん」の PR は成功だったのか
 

最近は多くの地域が特産品づくりに力を入れ、特産品のブランド化は脚光を浴びていますが、地域のイメージづくりという根本的なところが後回しにされていることが多々あるように思います。地域のイメージやテーマが明確でないと特産品に統一感がなく PR も非効率になってしまいます。

地域ブランドにはストーリーが必要だといわれるが、そもそもストーリーってなんだろう?
 

地域ブランドにはストーリーが必要だ。こういう話をよく耳にしますし、通助で繰り返し述べてきたことでもあります。ところが、このブランドストーリー作りに苦心する自治体や企業が多いようです。その原因の 1 つとして、そもそもブランドとは何で、ブランドのストーリーとは何なのか、どういった要素が必要なのかを理解しないままに「何かしらのもの」を作ろうとしていることにあるように思います。

非常にうまい倉敷市の観光戦略
 

観光の目的は大きくわけて、買う、食べる、体験する、と分けられるのではないかと思います。倉敷は「体験する」に徹底的にフォーカスした非常にうまい観光戦略をとっているように感じました。

観光客の選択肢に入ることの重要さ
 

旅行に行こう、そう考えたときに人はどのようにして旅行先を決定するのでしょうか。インターネットの浸透に伴って、人の意思決定プロセスは変化していると言われていますが、単純化すると次のようなものになるのではないかと推定できます。

宇治茶に学ぶ地域ブランドのファン育成戦略
 

世界遺産である平等院や宇治上神社、美しい宇治川の流れや源氏物語の宇治十帖にまつわる散歩道など、かなり満喫したのち、宇治茶を飲んで締めようと考えていた。そして何気なく入った宇治川のほとりの喫茶室にたいへん感銘を受けた。