ポケモンGOとは・地域活性化に有効といえるのか? 【地域活性化用語集】


ポケモンGO
Niantic社が発売している携帯端末向けゲーム。
位置情報を活用することにより、現実世界そのものを舞台として、 ポケモンを捕まえたり、交換したり、バトルしたりするといった体験をすることのできるゲーム(公式ページより)であり、地域活性化への応用が盛んに議論されています。


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解説

ポケモンというキャラクターを利用していますが、開発元はイングレスを開発したNiantic社です。Niantic社は以前にイングレスという位置情報を利用したゲームを開発しています。その際も、イングレスを利用した地域活性化が大きな話題となりました。

イングレスも多くのプレイヤーがいるゲームではありましたが、ポケモンという人気キャラクターを利用したポケモンGOはより敷居を低くすることに貢献しており、非常に多くのユニークユーザーを獲得することに成功したゲームのひとつと言えます。

ポケモンGOもまた、「ある場所に行く必要がある」というゲームの特性から、地域活性化との関係で話題が集まりました。このことにおいては、イングレスと同様の問題点を2点抱えているといえます。1点目が、その土地に興味があって訪れるのではなく、ゲーム上の興味から地域に訪れるのだということ、2点目が、地域に訪れる人が増えることは、必ずしも地域活性化を意味しないということです。これらのことについては、イングレスについての解説で詳しく論じました。

イングレスとは・地域活性化に有効といえるのか? 【地域活性化用語集】


しかし、◯◯地域・◯◯市の活性化を考える、ということではなく、より小さい範囲のレストランやカフェなどの活性化を考える、ということならポケモンGOを利用することを検討する余地があるように思います。

当たり前なことをいうことになってしまいますが、例えば歩きっぱなしのユーザーに対して、充電器を提供する・座ってコーヒーを飲める場所を提供するなど、彼らの需要に合わせたサービスを提供するといったことを考えてみることは重要だと言えます。

しかし、リリースから数週間経った現在においてもすでに勢いが衰えがちであることから考えると、よほどメジャーなスポットの近くに店があるのでなければ、一過性のものとして終わってしまう危険性は高いように思います。

「長期的に顧客にとっての価値を増加させること」ということを地域活性化として定義し、それを達成する行動についてポケモンGO以外のことを考えていくことの方がより重要ではないかと考えます。

より詳しく論じた記事はこちら!

今の実務に活かせる、地域ブランド成功事例に学ぶ地域ブランディング


(長期的な収益増、という部分を考えれば、ゲームなどではない形で「土地の価値を向上させる」ことに取り組む必要があると思います)

イベントの成功=地域活性化の実現ではありません


(地域活性化を目論むイベントを実施することについて、より詳細に論じています)

関連用語

アニメによる地域活性化
イングレス
成功事例

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