Articles Written By: Takayuki Takahashi

地域ブランドにはストーリーが必要だといわれるが、そもそもストーリーってなんだろう?
 

地域ブランドにはストーリーが必要だ。こういう話をよく耳にしますし、通助で繰り返し述べてきたことでもあります。ところが、このブランドストーリー作りに苦心する自治体や企業が多いようです。その原因の 1 つとして、そもそもブランドとは何で、ブランドのストーリーとは何なのか、どういった要素が必要なのかを理解しないままに「何かしらのもの」を作ろうとしていることにあるように思います。

非常にうまい倉敷市の観光戦略
 

観光の目的は大きくわけて、買う、食べる、体験する、と分けられるのではないかと思います。倉敷は「体験する」に徹底的にフォーカスした非常にうまい観光戦略をとっているように感じました。

観光客の選択肢に入ることの重要さ
 

旅行に行こう、そう考えたときに人はどのようにして旅行先を決定するのでしょうか。インターネットの浸透に伴って、人の意思決定プロセスは変化していると言われていますが、単純化すると次のようなものになるのではないかと推定できます。

宇治茶に学ぶ地域ブランドのファン育成戦略
 

世界遺産である平等院や宇治上神社、美しい宇治川の流れや源氏物語の宇治十帖にまつわる散歩道など、かなり満喫したのち、宇治茶を飲んで締めようと考えていた。そして何気なく入った宇治川のほとりの喫茶室にたいへん感銘を受けた。

掛け算で考える

掛け算で考える

 

ある商店(通助商店、とでもしましょう)の売上を上げようと考えたとします。その時、活躍するのが小学生の時に習った掛け算の考え方です。

亀谷窯業に学ぶ地域企業の拡大戦略
 

島根県の亀谷窯業は、柔軟な拡大戦略で生き残っている。自分たちの持っている製品の強みを徹底的に理解し活用している好事例と言えよう。また、そこには地域企業の持つ強みも隠されている。