地域の衰退が叫ばれる中、それの解決に資することを目的として、地方国立大学に地域系学部の設立が相次いでいます。来春には、宇都宮大、福井大、佐賀大、宮崎大で地域系学部が新設されるようです。
「地域」学部、相次ぎ誕生 地方の国立大、課題解決探る(朝日新聞)
http://digital.asahi.com/articles/ASH953W9SH95PTIL00Q.html?rm=803
【2016年6月8日追記】
大学生との協働を考える上で、重要になってくるであろう「考え方の提示」に関してコラムを執筆しています。こちらも是非ともご覧ください。
【追記ここまで】
大学生が中心となった地域活性化活動は多くの土地で行われていることですが、ゼミなどによる大学生側に自発性がない取り組みの場合は、必ずしもうまくいくとはいえないでしょう。
このニュースの中では、佐賀大学の取り組みにおいて、地場産業である有田焼に対して利用できるようなマネジメント手法を学び、販路開拓を担える人材の育成を目指していることなどが、とても面白いと感じました。ブランディング・マーケティングの基礎知識なども学びながら、地場産業に「新しい価値を創出できる人材」を育てていくことが重要だと思います。
通助では、地域活性化をマーケティング・ブランディングの観点から考察しているサイトです。地域ブランドってなんだろう?と日頃考えていらっしゃる皆様、こちらの記事も是非ともご覧ください。
「地域活性」とは競争です。
その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。