地域ブランド品の生産現場を視察 石破地方創生相

石破地方創生担当相が香川県を訪れ、地域ブランド産品「小豆島オリーブ牛」の生産現場を視察しました。海外輸出の取り組みに関しても話し合いを行ったようです。

石破地方創生担当相が小豆島オリーブ牛視察 地域活性化の参考に(産経新聞)
http://www.sankei.com/region/news/151004/rgn1510040034-n1.html

以前通助では、オリーブ牛のPR戦略に関して、「1 万円さぬきうどん」の PR は成功だったのかという記事で、当該PR手法がオリーブ牛のPR手法としては、あまり上手にいっていなかった、ということを指摘しました。香川県=うどんという強いブランドイメージがオリーブ牛をPRする際には、マイナスになりうることに注意すべき、ということを訴えた記事です。今後、国内外にオリーブ牛のPRを行っていく際には、「うどん」に隠れた存在になってしまうことを避けなければならないでしょう。

特に地域ブランド産品を考える際には、SWOT分析のように弱みと強みを明確に規定してしまうことが間違いにつながりやすいです。絶対的な強み・弱みが存在しないものと捉え、ひとつひとつの目的に対して、その目的を達成する上での強み・弱みを個別に考えていくことが望ましいと思います。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。