考え方

弱点を逆手に人を呼びこめるか? 「アツいまちサミット」の事例
 

暑さという地域の弱点を逆手に取った地域振興策、「アツいまちサミット」が熊谷市で今年も開催されます。今回取り上げた方法は、四則演算で考えると「わり算」の例に当てはまります。弱点を逆手にとって地域活性化を行っていくことは、今後必要な方法として確立されるのではないでしょうか。

「地方から発信!!」だけではいけない!!〜地域活性で見落としがちな大事な視点
 

「地域活性」を考えるにあたって”見落としがち”だが”大事”な視点である「お金の動き」についてのお話です。観光で収入を増やすだけでは地域が活性することには繋がりません。「地域活性」というざっくりと理解しているつもりになっている言葉を今一度捉え直してみましょう。

なぜ淡路島には徳島ナンバーがあまり走っていないのか
 

淡路島を訪問する機会をいただいたので島内を周ってきたのですが、興味深いことに気付きました。島内どこのエリアであっても、「神戸ナンバー」の車ばかりが止まっているのです。徳島ナンバーは、神戸ナンバー 20 台に 1 台程度だったのではないかと思います。

地域ブランドにはストーリーが必要だといわれるが、そもそもストーリーってなんだろう?
 

地域ブランドにはストーリーが必要だ。こういう話をよく耳にしますし、通助で繰り返し述べてきたことでもあります。ところが、このブランドストーリー作りに苦心する自治体や企業が多いようです。その原因の 1 つとして、そもそもブランドとは何で、ブランドのストーリーとは何なのか、どういった要素が必要なのかを理解しないままに「何かしらのもの」を作ろうとしていることにあるように思います。

観光客の選択肢に入ることの重要さ
 

旅行に行こう、そう考えたときに人はどのようにして旅行先を決定するのでしょうか。インターネットの浸透に伴って、人の意思決定プロセスは変化していると言われていますが、単純化すると次のようなものになるのではないかと推定できます。

掛け算で考える

掛け算で考える

 

ある商店(通助商店、とでもしましょう)の売上を上げようと考えたとします。その時、活躍するのが小学生の時に習った掛け算の考え方です。