アニメの聖地巡礼による経済効果に期待がよせられています。しかし、この聖地巡礼によっては、地域への経済効果は直接もたらされないでしょう。聖地巡礼は、あくまでもそのきっかけとして使用していくべきなのです。
アニメ
実際のアニメーションの「元となった舞台」であることをアピールすることによって、アニメのコアユーザーを地域に訪れさせること(聖地巡礼を促すこと)、あるいはご当地限定グッズを販売することによって地域活性化を成し遂げようとする手法。鷲宮神社や、旧豊郷小学校、湯涌温泉が成功例として取り上げられる傾向にあります。
アニメを観光資源として捉え、地域活性化を達成していこうという議論が活発化しています。埼玉県が取り組んでいるプロジェクト「埼玉県アニメの聖地化プロジェクト会議」の一環として、「第3回アニ玉祭」が開催されています。
経済産業省と観光庁が、外国人から見て「クールジャパン」と言われるような資源を活用することで、地域活性化を目指すための研究会を立ち上げました。
神戸市が劇中で同市が描かれているアニメ作品『攻殻機動隊』とコラボして、観光振興及び都市戦略のPRを行なっていく、ということが発表されました。