岩手県が県内への宿泊代金を半額補助

【2015年3月17日追記】

旅行代金半額補助:止めるべきだねというお話にて、旅費・宿泊費の半額政策についてマーケティングの目線から詳細に検討してみました。

また、半額政策に舵を取る以外の魅力向上政策として、ブランド力向上に取り組む、ということが考えられます。
通助では地域のブランディングについて何度か論じておりますので、興味のある方は「貴船に学ぶブランディング」「地域ブランドとは何か?」などの関連する記事もご覧ください!

【追記ここまで】

先日「宮城県が県内への旅行を半額補助」という記事を紹介しましたが、岩手県も県内のホテルに半額程度で泊まることができるように助成を行う「いわてに泊まろう誘客促進事業」を予算に組み込むそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20150224-OYTNT50188.html

value = equity / cost (価値=ブランド力÷価格)というセオリーがありますが、この事例のように価値を下げることは短期的な価値の向上にしかつながりません。中長期的には、ブランド力を上げてゆく取り組みが必ず必要となります。東北への観光が牛丼屋チェーンのような過剰な価格競争にならないように気をつける必要はあるでしょう。

半額政策に舵を取る以外の魅力向上政策として、ブランド力向上に取り組む、ということが考えられます。
通助では地域のブランディングについて何度か論じておりますので、興味のある方は「貴船に学ぶブランディング」「地域ブランドとは何か?」などの関連する記事もご覧下さい。

旅行・宿泊半額補助政策の現状まとめでは、現在この政策を行っている自治体を時系列順にまとめています。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。