関西の中小企業の技術や功績を紹介する企画展「-挑戦・創意工夫-今活躍する企業家たち2016」が、大阪市中央区の大阪企業家ミュージアムで開催されています。人工衛星の部品や90%もの節水効果がある洗浄ノズルなど、あまり知られていない中小企業の底力が並びます。
次代の「五代さま」いるかな? 大阪企業家ミュージアムで中小企業「底力」企画展(産経新聞)http://www.sankei.com/region/news/160325/rgn1603250075-n1.html
地域活性のために〝移住〟ということがしばしば取り上げられます。通助(および運営会社ホジョセン)では地域活性を以下の2側面より考えています。(詳しくはこちら)
1.お金を地域の外から稼ぐこと(移出力)
2.お金を地域内で循環させ、地域外への流出を防ぐこと(循環力)
移住は2の循環力が極めて重要になります。移住に関していくら助成金があったとしても仕事がないのでは生活できません。よって地域活性には地元の経済の活性化が必要不可欠なのです。また経済を活性化させるのは決して大手企業だけではなく、中小企業が要となります。そういった背景のもと、頑張る地元の中小企業を取り上げるようなこのイベントは、経済の発展に非常に効果的であると考えています。
ついついテレビドラマ「あさが来た」ブームで、この1の移出力を高めたい一心で観光客向けのイベントになりがちですが、イベントの成功が地域活性化の成功ではありません(詳しくはこちら)。この経済の発展のために、地元住民の人にどれだけ来てもらえるかが今後も継続して盛り上がることができるかの大きな鍵を握っていると言えます。
「地域活性」とは競争です。
その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。