伝統工芸職人を1日体験出来るプラン 京都をテーマに開催

伝統工芸の技術を生かしたアクセサリーやテーブルウェア制作が体験出来る、「産地ゴト展」の第3回目が開催されます。今回は、「京都」をテーマ地域として取り上げ、ワークショップが行われるようです。

1日職人体験実施中! 日本が誇る京都のわざを目撃しましょう。(T-SITE)
http://top.tsite.jp/news/lifetrend/o/28071144/?sc_int=tcore_news_recent

京都の伝統工芸を体験することができる、と言われるととても興味がわくと思います。これまでは、伝統工芸を売っていくことを考えるときに、「商品をいかにして売るか」ということが重要な問題になっていました。しかし、この事例のように、「商品を作るところを体験できる」ということをいかに売るか、ということにフォーカスした企画が行われるようになっており、興味深いのもであると思っています。

こういった取り組みを行うことの目的は、ただ体験プランによって得られる利益、ということだけではありません。体験を通してより深く伝統工芸のこだわり(=価値)について理解してもらうことで、高い商品を買ってもらおう、あるいはより商品を買ってもらおう、という「顧客の教育」、「コアユーザー化」の部分に関しても重要な側面になると思います。

しかし、このテーマで開催されるにもかかわらず、それぞれの地域で開催され無いのは極めて残念な気がします。伝統工芸なども、基本的な考え方としては「地域を訪れさせるための手段」として利用していくことが重要ではないかと思います。プロダクトだけではなく、その過程を提供することで、地域に人を流入させるという考え方は、地域活性化を考える上で大事な考え方なのではないかと考えています。

このあたりの記事は、このことについてより深く触れており、参考になるかもしれません。
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モノ売りからコト売りへ ~長期顧客を獲得したければ、感情的インセンティブを刺激すべし

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。