30才男女の”同窓会”をきっかけに地域活性を目指す 山梨県の事例

山梨県の都留市で市出身の30才を対象とした”同窓会”の開催を企画しています。成人式から10年後の30才を節目として、市の内外で活躍する30代男女が地域の魅力を見つめ直す機会になる事を目標とします。この同窓会を機に市出身者が集まる機会が増え、未婚男女の出会いであったり地元の地域活性に関心を持つ人が増えることを目指します。

都留出身の30歳 集合…来年3月、同窓会(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20151203-OYTNT50247.html

“同窓会”は地域活性において注目され始めている発想で通助でも何度か”同窓会”のニュースに着目してきました。先日「”内向き”視点」(「内向き」を軽視すると地域ブランドは失敗します)にて述べましたが、地域活性を行うにあたって「”内向き”視点」であったり、従事する地域への愛着などはとても重要な要素であると言えます。”同窓会”を介すことで、出身地域への愛情を大いに掻き立てることが可能となると思います。「市外に出たが地元に帰りたい」と思う層などへの働きかけも可能となってくるでしょう。様々な経験や知識、技術を身につけた人が地元に戻りその力を活性に役立てていくという構図が作られていく事に期待が集まります。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。