和歌山県への移住者が前年比3倍増に!

今年4~9月までの和歌山県内17市町村への移住世帯数が60世帯となり、前年同期比3倍となりました。過疎化や人口減少に歯止めをかけることを目的に、県は平成18年度から移住者の誘致を実施しています。今年度から実施している「移住・定住大作戦」による現地体験会なども好評だといい、県の担当者は「過去最高になるのでは」と手応えを話しました。

「移住・定住大作戦」奏功 和歌山県内17市町村、前年同期比3倍に(産経新聞)
http://www.sankei.com/region/news/151202/rgn1512020015-n1.html

移住者の世代別において30代が28.3%で最も多かったことから、自然に囲まれた環境で子育てをしながら家族と暮らしたいというニーズに向けてもっと具体的な施策を行っていくとさらなる移住者増が見込めるでしょう。そのためには子育て世代が何に困っており何を求めているのかを正確に把握することが欠かせません。若者がどんどん流出していく中で、子育て世代を取り込むことは将来その地域の活性化につながることでしょう。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。