”内向き”視点で発信!! 盛況の郷土品「柿」講習会 奈良県の事例

奈良市の奈良佐保短期大学で、「柿博士」の異名を持つ県農業研究開発センター総括研究員の浜崎貞弘さん(51)が講師を務め、地域の人向けに柿の伝統文化やその効能などの講演を実施しました。約60名が聞き込み全国2位の収穫量を誇る奈良の柿への関心を深めました。

柿の伝統や効能紹介 奈良佐保短大で特別講座(産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151201-00000040-san-l29

「地域活性」や「地域ブランド」を行う上で”内向きの視点”は必ず踏まえる必要があります。以前コラム「内向き」を軽視すると地域ブランドは失敗しますにて述べましたが、地域ブランドはその担い手である地域の人の理解・参加がないと作ることができません。そのため、自分たちの文化や伝統などに関して外部に発信すると同時に担い手の中でも発信をし深め合っていく必要があるでしょう。これらの働きかけによって地域への愛着を持ち、担い手として能動的に参加してく層へと変化することが望まれます。見落としがちな“内向き”の視点は今後より重要となっていくでしょう。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。