リアル謎解きゲーム開催は地域活性化につながるか 猿島

10月17日と10月18日に、横須賀市猿島でリアル脱出ゲームが開催されます。参加者がイベントを楽しんだ上で、猿島の魅力に触れることで、リピーターになるかがポイントと言えそうです。

神奈川県の無人島を舞台に《リアル謎解きゲーム》を開催!地域活性化プロジェクトとして、新しい客層をファンに取り込む!(PRTimes)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000013052.html

近年、このような「ゲーム」を利用して地域活性化を図ろうという取り組みが活発に行われています。例えばIngressやゲームとのコラボレーションなどはとても有名で、自治体の中でも地域活性化に利用していこうという動きが盛んになっています。

しかし、イベントの成功=地域活性化の実現ではありませんなどの記事を見てもらえればわかるのですが、こういったゲームの参加者は、その土地に興味があって訪れるのではないのです。

イベントの成功=地域活性化の実現ではありません

一時的に増えた観光客数で一喜一憂するのではなく、持続的に観光客を増加させることができる、あるいは消費額を増やせるように努力する必要があるでしょう。

リアル謎解きゲームの場合は、それらのゲームよりも地域に魅力を感じることができる要素が多いと考えられます。プロデュースする会社が、上手に地域への魅力に触れながらゲームを成立させることができれば、面白い活性化に向けた取り組みの一つになるのではないかと思います。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。