3つに厳選! ふりかえり地域活性化ニュース7月号

今回は「ふりかえり地域活性化ニュース」と題しまして、7月中に発表しました地域活性化ニュースの中で、興味深い取り組みや、読むべき記事を「3つだけ」厳選して紹介していきたいと思います。

  1. 地方創生の目的は「幸福指数」の向上 笠原英一氏インタビュー
  2. https://tsu-suke.jp/news/2630

    この記事の興味深いところは、1.わかりやすく競争戦略やマーケティング戦略について説明されているところ。2.すべての地域に共通して効果を発揮し、解決がもたらされるような万能の解決策が存在しないことについて指摘しているところ。3.多様な人材を確保して、補完しあいながら地域活性を進めていくべきだというところ。だと思います。
    地域活性をマーケティングという視点で考えるうえで、非常に勉強になる良い記事だと思いますので、是非ともご覧ください。
     

  3. 「全国移住ナビ」移住先人気コンテストを実施
  4. https://tsu-suke.jp/news/2634

    「全国移住ナビ」において、移住先としての人気コンテストが実施されることが告知されました。非常に多くの自治体の情報が掲載されている全国移住ナビ内で、その自治体のページを見てもらう、あるいはプロモーション動画を見てもらうことは非常に難しいです。そのためには、ユニークな・突き抜けた魅力を持つ情報を発信していかなくてはならないでしょう。そういったユニークな・突き抜けた情報発信を推奨するこのコンテストは非常に面白い取り組みなのではないかと思っています。
    ただ、動画再生数のみに拘り、実際に移住につながっているかを重視しない、という形にならないようにするために、警戒すべきだとも思います。
     

  5. 「外国人の外国人による外国人のための」最適な日本の魅力発信を目指す。
  6. https://tsu-suke.jp/news/2800

    外国人にとって魅力的なものを、外国人が発掘し紹介する、つまり明確に外国人観光客の目線を重要視して日本の魅力を伝える、という観点が非常に興味深いと思います。この取り組みのように、地域に住んでいる自分にとって魅力的な観光情報を発信する、ということから卒業して、顧客にとって魅力的な観光情報を発信する、ということにこれからシフトしていかなくてはならないと強く思います。こういった目線は極めて重要です。

いかがでしたでしょうか。今後とも地域活性化ニュースをよろしくお願いいたします。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。