海岸をイメージしたラッピングバスの運用開始 芦屋町の事例

国の地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金を利用して、芦屋町がラッピングバスを作成しました。先日から運用が開始されているようです。

地方創生でラッピングバス=福岡県芦屋町〔地域〕(ウォールストリートジャーナル)
http://jp.wsj.com/articles/JJ12029737183580953546618825216143952939980

芦屋町のきれいな海をPRするという目的であり、PRによって入込客数を増やす取り組みであると思いますが、ターゲティングが必ずしも明確でないのではないかと思いました。なぜなら芦屋タウンバスに乗る人々は、町民や近隣住民、そして海に行く観光客である、と本文中で触れられているからです。このような乗客にPRするよりも、福岡県下の内陸自治体に対してPRを行う方がより効果的なのではないかと思います。それゆえに、ラッピングバスという手段によってPRできる人々と、本当にPRしたい人との間に差があるのではないか、と感じました。

誰にとってPRする方が相対的に魅了が高いか、について考えるヒントとなる記事はこちらです。ぜひご覧ください。
なぜ淡路島には徳島ナンバーがあまり走っていないのか

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。