海を越えて、青森フェア開催!ベトナム

八戸市と弘前市とおいらせ町は20~24日、ベトナム・ホーチミン市で、「ジャパン・アオモリ・フード・フェア」を初開催します。水産加工品、日本酒、菓子類、リンゴジュースなど約40品目を販売し、現地での販路拡大を目指しています。きっかけは、2014年ホーチミン市にイオンモールのベトナム1号店が出店したことで、その後同店で青森フェアを開催する話が八戸市にきたそうです。

ベトナムで青森食フェア(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20160114-OYTNT50437.html

観光庁「宿泊旅行統計調査」「訪日外国人の消費動向」によると、青森の訪日外国人の宿泊客数ランキングは36位/47位と下位で、また東北地方の知名度は11%であることからも青森の知名度はさらに低いことが考えられます。これから地方都市は訪日外国人らにいかにして認知をしてもらうのかという点を考えていかなければ、訪日外国人観光客がたとえ増加したとしても大都市に集中し恩恵が受けられない可能性があります。

日本の大都市にて行われる青森フェアは、実際の青森への訪問につながらないという議論がありますが、認知度upという目的であるならば、海外での青森フェアは非常に有効であるでしょう。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。