ハローウィンが若者の間で人気 地域活性化への利用も議論

10月31日はハローウィンで、全国各地で仮装を楽しむ人が話題となりました。そんな中で、仮装イベントを行う、あるいはハローウィンシーズンの仮装者が集まる場所を外国人観光客向けの観光スポットとするなど、ハローウィンを利用した地域活性化への取り組みも議論されています。

ハロウィン前夜の渋谷が仮装者で大賑わい 訪日観光客も関心(Fashiosnap)
http://www.fashionsnap.com/news/2015-10-30/halloween-night-shiya/

ハローウィンを行うこと、あるいは見ることを地域活性化へつなげよう、という動きが見られますが、通助が過去に批判してきたような典型的な「一時的な賑わいを演出するイベント」であることには留意しなくてはなりません。地域に人が集まろうとも、大きなお金が落ちるものでもないですし、その場所に魅力を覚え、その後また来ようと思えるようなものでもないからです。持続的な地域活性化を考えるならば、訪れた人の数ではなくて、落とした金額、そして金額のうち、自分の地域で生産された額の割合、というところを意識しなくてはならないと思います。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。