地場産業をPRするイベントを東京で開催 滋賀県の事例

滋賀県が県内の扇子・麻織物・彦根仏壇の3種類の地場産業のPRイベントを東京の御徒町で行います。

地場産業を紹介するPRイベントを東京で開催 ~感じる*滋賀のモノづくり~「JIBASAN しが 2k540」(共同通信PRワイヤー)
http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201509093399/

こういった東京における地場産業のPRイベントは近年活発に行われていますが、それらの方向性として、補助金を使い東京で2割引などで廉売する、ということがあったように感じています。しかし廉売は、一時的な売り上げには貢献しますが、ブランド力を損ねる可能性があるため、よく考えて行わなくてはならない手段です。むしろ、せっかく東京でPR・販売するのであれば、製品のこだわりや品質、作られる際のエピソードなど、その商品が持つストーリーを強調して発信することが重要だと思います。

地域活性化政策における廉売については、詳細な関連記事を執筆しました。こちらもご覧ください。
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「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。