「聖地」となった商店街 地元住民の取り組みは 京都市の事例

アニメーションやゲームの舞台となったまちを訪れ、物語の面影を探して巡る「聖地巡礼」。何げない風景がアニメで「特別」な価値を付加されたとき、そこで「日常」を過ごす地元の人は、巡礼者をどう迎えるとよいのでしょうか。

突然アニメの聖地に…地元の人は? たまこーモデルの商店街(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20150826000127

買い物袋をアニメのキャラクターにしたり、商店街にテーマ曲を流したり、アニメを利用した賑やかな振興策を辞めたという点は、非常に面白いと感じました。全国からやってくるアニメファン達が望んでいる「商店街」がどういうものか見極めようとした結果ではないでしょうか。「ふだんのまま」とはいえ、アニメファンが想像する「商店街」と、実際の「商店街」にギャップは必ずあるでしょう。アニメファンと、商店街の人たちとでそのギャップをすり合わせていくプロセスを今後も続けていくことが重要です。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。