歴史遺産をまちづくりに活かせるか 向日市の事例

京都府向日市が国の歴史まちづくり法に基づく計画(歴まち計画)認定を受けて半年が過ぎ、長岡宮をPRするロゴマークを募るなど、「長岡宮のあるまち」のアピールに向け動き出しています。住民側もまちづくり構想を市に提言するなど、機運が高まりつつあります。

「長岡京の中心は向日市!」 歴史で観光振興なるか(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20150825000035

一般的に多くの人が持っているイメージや認識を変えていくことは、なかなか簡単にはできません。地域住民や市職員がそもそも持っている街全体のイメージや認識を内側から把握することも大切です。住民からの意見を聴くことで、「歴史」だけでない向日市の魅力を発見でき、アピールに繋げていくこともできるのではないかと思います。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。