近畿日本ツーリストが2015年12月より始める全国の道の駅を通じた地域活性化事業「道の駅元気プロジェクト」において、農園法人「和郷」・レシピ投稿サイト「クックパッド」・食の教育機関「辻調理師専門学校」と異業種連携を行う事を発表しました。この連携を通じて観光客の誘致や特産品のブランド化を推し進めていく事を目的とします。
「食・農・観」でコンサル連携、近畿日本ツーリストとクックパッドらが「道の駅」プロジェクト(トラベルボイス)
http://www.travelvoice.jp/20151117-54899
道の駅は着地型観光の発着場所として現在注目が集まっています。地域に根ざしつつも外部の意見を広く受け入れることで、”観光客の求めるもの”・”地域が誇れるもの”を見出し提供していくことに期待が集まります。「道の駅」が賑わうことで地域の雇用や調理学校の生徒の雇用など観光地化以外の面での効果も期待されるため今後の動きに注目していきたいところです。
観光地化に際して外部からの視点が引き起こしうる効果について、「ご当地グルメ」という観点から描いてあるこちらのコラムもぜひ参照ください。
ご当地グルメは“つくる”べきか、“みつける”べきか
「地域活性」とは競争です。
その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。