銀座の大通りに面した商業施設にある回転寿司が外国人観光客に人気のようです。中国人の訪日客は少し前まで爆買いに代表される「モノ消費」でしたが、現在は体験を楽しむ「コト消費」にシフトしている。こうした人は日本のすし店でしか体験できないものを求めて来店します。
ニーズ
埼玉県は、県内農業の競争力向上を目指し、4月から食品会社や医薬品メーカーのニーズに合った野菜を生産する「オーダーメイド型」の産地作りに乗り出します。県内は、食品工場などが集積している一方、野菜産出額が全国6位と農業が盛んで、産地と企業が近い立地条件を生かせると判断しました。
愛知県の観光局が募集した6人の「忍者」職に、野心に燃える海外の数百人の忍者たちが殺到しました。200件以上の応募が集まり、そのうち85%が海外からだったそうです。
いかにして観光客を呼び込むかが各自治体の共通課題でしょう。そんな中で面白い取り組みをしているのが丸の内朝大学の講座から生まれた、「キクキク富山ツアー」。まず東京の問診カフェにて、富山の薬売りのイメージを利用し、事前にアンケートに沿った内容の処方箋が出されます。その処方箋により、個別の処方プランとしてその人に合ったオーダーメイドのツアーを組んでもらえます。