東北地方整備局は、住民や観光客が交流できる港湾「みなとオアシス」のPR強化のために、東北6県13港のみなとオアシスの統一デザインパンフレットを作成しました。
東北の港巡りいかが「オアシス」パンフ作成(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150907_72011.html
13港全てをめぐる人に対して導線を設置する、ということよりも、地域に訪れた人に対して「みなとオアシス」までの導線をどのように作っていくか、ということの方が重要なのではないかと思いました。理由は、東北のみなとオアシス分布地図を見る限り、13港は共存共栄というよりも、喰い合いになっていると思うからです。みなとオアシスをいかに観光客にとって価値のある場所にしていくか、観光客の港に訪れたい、海を満喫したい、といったニーズに対してどのように答えていくかが非常に重要だと思います。
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「地域活性」とは競争です。
その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。