見方を変えれば、アピールできる 中土佐町・須崎市の事例

高知の漁師町で、8月~9月下旬の短い期間しか水揚げされない「めじかの新子」の刺し身を目当てに、県内外から多くの人が訪れています。獲れてから半日以内でしか刺し身での食用ができないため、高知県の市街にも出回らないほどの『幻のグルメ』です。

今だけしか獲れない!漁師町だけでしか食べられない!幻のグルメ『めじかの新子』がまさに旬!(PRタイムズ)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000010962.html

刺し身での食用が可能なのは半日以内、というのは見方によっては大きなデメリットと捉えることもできます。しかし、「この場所でしか食べられない幻のグルメ」と受け手に訴えることで、効果的にプレミアム感を出すことに成功しているのではないでしょうか。少し見方を変えるだけで、デメリットもアピールポイントになり得るという良い事例だと思います。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。