小浜市の観光促進団体と京都市の企業とが共同で、小浜市の観光プランを朝の時間帯に製作する講座を実施します。
小浜観光プラン「朝活」で作ろう 京都の会社など講座企画（京都新聞）
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20150707000062
類似の事例は全国で散見されますが、この講座が非常に面白いな、と思った点が2つあります。
1点目は、小浜市で開催するのではなく、京都市で開催する、というところです。これは小浜市の観光団体が京都市在住の人を明確なターゲットにしているということのあらわれでしょう。その人たちに休暇の過ごし方や、「2時間ほど車を飛ばしてどこかに行くのであれば、どこに行っているか？」などの競合地域についての情報を聞くこともでき、「京都市民に小浜市に来てもらう」ことを考えることができると思います。
2点目は、小浜市にくわしくない人と一緒に観光プランを作る、ということを踏まえて、「しっかり小浜の歴史などを勉強しよよう」ということが講座に含まれている点です。
執筆者もどんな議論が行われるのか参加してみたい、と思いました。
こういった内容をさらに発展させた記事もございます。こちらもどうぞご覧ください。
観光客の選択肢に入ることの重要さ
「地域活性」とは競争です。
その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。