加西市の地域おこし協力隊員が、若い女性の目線からデートスポットとして魅力的だと思う場所を取り上げ、観光パンフレットを作成、配布しています。
加西に遊びに来てね 地域おこし協力隊が観光パンフ発刊（神戸新聞）
http://www.kobe-np.co.jp/news/hokuban/201506/0008165363.shtml
若い女性の目線を生かした、面白い観光パンフレットだと思います。しかしデートに適した市の魅力を挙げていく前に、ライバルはどこなのか？といったようなことも意識すべきであると考えます。つまり、神戸市在住のカップルに対して、「なぜ同じ時間で行くことができる神戸市内でも、大阪でも、姫路でもなく、加西市なのか」ということが明確に説明できなくては、カップルは加西市に来ないでしょう。「自分の市の魅力はここだから、来てください！」というアピールに終始するのではなく、「他地域では味わえない、こういったことが味わえますよ」というアピールを考えることも重要ではないかと思います。
このような話をこの記事で詳細に行っています。こちらもご覧ください。
観光客の選択肢に入ることの重要さ
「地域活性」とは競争です。
その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。