住民や企業を巻き込んだ「地域おこし動画」（例えば、市のテーマ曲や市民を中心にしたドラマ）の作成が首都圏の自治体において再び流行しています。
住民・企業参加の動画で地域おこし 首都圏で広がる（日本経済新聞）
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO88578910W5A620C1L82000/
一昔前にも、アイドルグループの楽曲を地域おこしに用いる例がありました。目的はこの記事にもある通り、おそらく「住民に自治体の歴史や名産物を知ってもらう」ことだと思います。この目的を考えたときに、本当に動画が適切な手段なのか、ということは再考しなくてはならないことだと思います。動画のクオリティと、上記の目的の達成はイコールではないことを考え、目的の達成に本当に資する行動を取るべきだと思います。
目的は何か、を意識し、そのための手段としてとある手段が適切なのかについてしっかり考えなくてはならないでしょう。イベントの成功＝地域活性の実現ではありませんなどの記事も参考になると思います。
「地域活性」とは競争です。
その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。