「ふるさと福井移住定住促進機構」開設 福井県の事例

福井県が「ふるさと福井移住定住促進機構」を開設しました。訪れた移住希望者に対して、働く場所探し・生活面の総合支援を行うことが目的です。

移住希望を徹底サポート 福井県がUターンセンター(産経ニュース)
http://www.sankei.com/region/news/150602/rgn1506020068-n1.html

以前書いた、移住政策を考える人のための「移住・交流情報ガーデン」「全国移住ナビ」入門という記事と関連することですが、実際にサポートセンターを作ることで、「福井県に移住してみようかなー」と決めている移住希望者を確実に福井県に移住させることは可能だと思うのですが、「なんとなく、移住してみようかなー」という人にとっては、実際に行って人と話さなければならない、というセンターは敷居が高すぎると考えています。移住に興味を持つ層を、いかに「福井県への移住に興味を持つ層」に育て上げるか、そこはネットの仕事ではないかと思います。センターの解説とネット広報戦略の強化は車の両輪であるべきでしょう。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。