地理的表示保護制度開始 ブランディングに大きな影響

地名の付けられた名産品の名称を知的財産として保護する「地理的表示保護制度」が1日から開始されました。

地理的表示保護:夕張メロンなど19品目申請…制度開始(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20150602k0000m020063000c.html

地名の利用を厳格に制限できることで、模造品の流通を阻止できるという有効な手段になると思います。しかしそれ以上に大切なことは、今まで以上に厳格に良い商品を提供していき、そのブランドに「他とは違う!」という有意な違いがある、ということを消費者に認識してもらうことです。申請した各団体には、その部分に頑張って取り組んでほしいと思います。
このように「何か(地場産業、あるいはその土地そのもの)を消費者に売り込む」ということを考える上で、マーケティング・ブランディングの考え方が大いに役立つ、と私は思っています。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。