神奈川県が県内への旅行産業の振興を目的として、「ふるさと旅行券」の発行を決定しました。6月ごろから発売される見通しです。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20150322/CK2015032202000122.html
通助では先日、「旅行代金半額補助:止めるべきだねというお話」を公開しました。この記事で議論している通り、旅行代金の半額助成政策の効果については懐疑的です。
県外からの誘客を狙うということなので、できるだけ効果を上げるために、「この政策がなければ神奈川に泊まらなかったなー」という人を捕まえて欲しいものです。
半額政策に舵を取る以外の魅力向上政策として、ブランド力向上に取り組む、ということが考えられます。
通助では地域のブランディングについて何度か論じておりますので、興味のある方は「貴船に学ぶブランディング」「地域ブランドとは何か?」などの関連する記事もご覧下さい。
また、旅行・宿泊半額補助政策の現状まとめでは、現在この政策を行っている自治体を時系列順にまとめています。
「地域活性」とは競争です。
その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。