東京・青山で、有明海から直送された干潟の泥に浸かれるBAR「GATA-BAR(ガタバー)fromSAGA」が実施されるようです。
佐賀県から直送!潟泥でできたプールが都会のど真ん中に突如出現!世界初?「潟」に浸かれるBAR!フードやドリンクも楽しめる新スポット「GATA-BAR(ガタバー)from SAGA」(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000018574.html
このような地域の魅力をアピールするようなイベントは、都会で開かれることが多いです。ひんやりと冷たいソフトクリームのような「泥質干潟」に浸かり、佐賀県の地酒や名産を楽しむこのイベントは、確かに佐賀県から遠く離れた都会で開かれることにより、物珍しく、話題性の高いものとなります。参加者が新しい空間を楽しめるような工夫もされており、非常に集客力の高いイベントが作られているといえます。
地域にとって、このようなイベントを上手に利用しない手はありません。なぜなら、これらのイベントが持つ話題性や集客力はそのまま地域に還元することができるからです。そのためには、イベントの場で佐賀の魅力を余すことなく提供してはいけません。むしろ、「現地に来ればもっと珍しい体験ができるよ」というような地域の魅力に惹かれるようなエサをいくつも落としておくことが大切です。こうしたイベントは、地域の魅力をチラ見せする場ともいえるでしょう。
このようなイベントから地域への来訪に繋がる導線のあり方については、こちらのコラムに記載しております。
「地域活性」とは競争です。
その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。