くまモンに続け!ゆるキャラグランプリ優勝キャラ決定!

ご当地キャラクターや、企業キャラクターの人気を競う「ゆるキャラグランプリ2015in出世の街浜松」の投票結果が23日、浜松市で発表され、同市の「出世大名家康くん」が総合優勝しました。インターネット投票は、2位でしたが、会場の決選投票で愛媛県の「みきゃん」を逆転。首位を独走しながら大逆転されて準優勝に終わった一昨年の無念を晴らし、悲願の“天下統一”を成し遂げました。

家康くん逆転天下獲り!ゆるキャラGP最多エントリーの乱世統一(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/11/24/kiji/K20151124011564440.html

2011年くまモンが優勝・2012年バリィさんが優勝と、かつてはゆるキャラの登竜門とされてきましたが、2013年度以降の優勝キャラクターは認知度が未だ低いというのが現状です。それに対し、今年度過去最多エントリーだったことからも完全に市場は飽和していることがわかります。地域を活性化させるために今からゆるキャラ市場に参入するのは得策ではないのはもちろんですが、人間以外にも魂が宿るとするアニミズムが浸透している点や、言葉よりシンボルによって会話する社会である点など、なぜ日本でゆるキャラが流行ったのかということを分析し、活かしていくことが大切になってくるでしょう。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。