大丸神戸店売り上げ減、訪日外国人の需要取り入れられず

大丸を傘下に持つ、J・フロントリテイリングが各店舗の売り上げを公開しました。神戸大丸は昨年度末の消費税増税前駆け込み需要の影響を受け、前年度実績を下回る結果となりました。その一方で心斎橋店は、外国人観光客相手に人気を集めた結果、前年度実績を大きく上回っています。

大丸神戸店、売り上げ減で首位陥落 J・フロントリテイリングが中間決算(神戸新聞)
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201510/0008461782.shtml

神戸全体として、どのように外国人観光客と付き合っていくか、という問題が如実に表れている記事だと思います。外国人のゴールデンルートは大阪までであるため、どのように神戸まで延伸させるのか(例えば、姫路城の中間地点として買い物をしてもらう場にするのか、神戸そのものを目的として訪れさせたいのか、それはどこなのか)といったことを考えていく必要があるでしょう。こういった「神戸」の大きな目標、是非ともCoCreで考えていきたいテーマですね。次のCoCreをお楽しみに。

通助の運営会社である株式会社ホジョセンでは、通助の地域活性化の理論を神戸で実践するための消費者参加型ワークショップを神戸市で開催しています。このような神戸のニュースを、マーケティング目線で考え、結果を実践していくという活動を行ってまいりますので、こちらもどうぞご覧ください。
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その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。