横浜市が「横浜プラチナメニュー」を販売 40%代金を助成

横浜市は、国の「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を利用して、少し高級な日帰り観光プラン、「横浜プラチナメニュー」の販売を開始しました。

横浜市が日帰りツアーを40%助成! 特別な一日を横浜で、「横浜プラチナメニュー」販売(PRTimes)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000013670.html

通助では、プレミアム商品券事業に関して、ブランド毀損をもたらす可能性が高いことを論じています。(詳しくはこちらの記事をご参照ください。旅行代金半額補助:止めるべきだねというお話)この視点から考えると、40%値引きすることと、高級観光プランとの親和性は極めて悪いと考えられます。つまり、プラチナメニューを購入する人は、「安いから買う」のであって、「その高級プランが高い理由を理解して買う」わけではないからです。プレミアム商品券を買えなかった人から苦情がでている、という現状を踏まえても、高級プランを安価で提供することによって、「行ってみて良かったから、100%の値段ても行く」という発想には至らないように感じています。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。