高齢者の移住受け入れ、地域に余力なし 香川県の事例

「日本創成会議」が首都圏の高齢者を地域で受け入れてほしい、と述べたことに対して、香川県知事が「高齢者を受け入れる余力はない、若者の移住を狙うの基本の考え方だ」という旨の発言を行いました。

高齢者移住「余力ない」/香川県知事が会見で見解(四国新聞社)
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20150609000191

「移住を受け入れたい」という視点に立ち考える上で、「誰をターゲットにするのか」というターゲティングは極めて重要なことです。どのようなライフステージの人々の移住を受け入れるのか、ということについて、移住政策を考える上では絶対に考えなくてはなりません。若者にフォーカスするのであれば、病院等をアピールするのではなく、別の若者に対して訴求しうるコンテンツを作っていく必要があるでしょう。

移住政策におけるターゲティングについては、こちらの記事もご参照ください。
移住政策を考える人のための「移住・交流情報ガーデン」「全国移住ナビ」入門

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。