国の交付金を利用したプレミアム(割増付き)商品券の発行が全国で行われています。そんな中、少し古い記事になりますが、エコノ探偵がプレミアム商品券の経済効果について取り上げています。
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO83010010Z00C15A2TJP001/
value = equity / cost (価値=ブランド力÷価格)というセオリーについて通助で何度か取り上げました。先日公開した「旅行代金半額補助:止めるべきだねというお話」と同じような議論になるのですが、プレミアム商品券などの値引き政策は、本当に消費者が欲しいものを入荷し、販売することで、ブランド力を向上させるというような観点を無視した政策のように感じます。値引きによって価値が上昇するのは一時的なものにすぎません。
「地域活性」とは競争です。
その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。