総務省は、2016年度中に都会の学生や若手社員が働きながら田舎暮らしを体験する「ふるさとワーキングホリデー」をスタートさせるつもりです。制度の利用を希望する都道府県ごとに若者を受け入れ、製造業や観光業、農業などに従事してもらうもので、若者と地方の関係を深めて将来の地方移住を促すのが狙いのようです。
政府は地方移住の推進で2020年までに首都圏から地方への転出を2013年の37万人から4万人増やす目標を掲げています。そのためには都会の住民の目を地方に向けなければならないが、若者の間では田舎暮らしに対する関心が徐々に高まってきました。
自治体側もそう言った学生や若手社員に移住体験ツアーを提供するなど地域のつながりを持ってもらおうと考えています。
ふるさとワーキングホリデーは「地方移住」の架け橋になれるか(ビジネスIT)
http://www.sbbit.jp/article/cont1/32634.html.shtml
今回は人口について記していきます。
平成26年で、東京都の人口はおよそ1350万人です。その中で年少人口は11%、生産年齢人口は66%、老年人口は22%となっています。
生産年齢人口は東京がトップですが、一方で老年人口は下から二番目となっているようです。一番下は沖縄です。
つまり東京に居住している人は老年になると東京以外に移転すること考えられます。その際に本記事である自治体のふるさとワーキングホリデーが重要な役割を果たすでしょう。
もちろん人口が増えるだけでは意味がありません。今まで紹介してきた通り、人を呼び込むことで経済である移出力や循環力を大きく動かす必要があるでしょう。
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「地域活性」とは競争です。
その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。