札幌狸小路商店街、1日に約500人もの観光客を呼ぶことに成功!その訳とは?

札幌・狸小路商店街に2月1日、JTB北海道が運営の「北海道ツーリストインフォメーションセンター 札幌 狸小路」(札幌市中央区南3西5)がプレオープンしました。中国の旧正月・春節の期間には1日約500人近い観光客が訪れました。

札幌・狸小路商店街に外国人向け観光案内所(札幌経済新聞)
http://sapporo.keizai.biz/headline/2409/

観光所のために商店街に行く→帰りに商店街に寄るという動線を設計することができ、商店街への流入数upという観点から新たな商店街の取り組みとして面白いと感じました。しかし1日に500人の観光客を呼ぶことに成功できた第一の理由は〝立地の良さ〟だと言えます。場所はすすきの駅から徒歩4分という中心地。この取り組みで訪れる数を増やすことができたのではなく、元々人が多かったということです。このように、どこの商店街も経営が厳しい中、繁盛している商店街を見てみるとやはり心斎橋商店街など、中心地にある場合が極めて多いです。今後は立地があまり良くない商店街が生き残っていくためには、どのようなユニークな戦略を取るできなのかを真剣に考えていく必要があります。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。